2019年7月からのリミットレギュレーションが判明しました。
環境に影響のありそうなカードに規制がかかったので、これからの環境は群雄割拠になっていくのではないでしょうか。
2019年7月リミットレギュレーションの内容
今回のリミットレギュレーションの内容はわかりやすく、環境トップのデッキのキーカードをつぶしていくようなものになっています。
現在の環境上位には、オルフェゴール、 転生炎獣 、サンダー・ドラゴンなどがいますが、どのデッキも今回のリミットレギュレーションの影響を受けていますね。
禁止
まず、 今回新たに禁止カードになったのが下記のカードになります。
- 《破滅竜ガンドラX》
- 《トロイメア・マーメイド》
本当に規制が遅いですが、ようやく破滅竜ガンドラXが禁止になりました。
《破滅竜ガンドラX》
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
(1):このカードが手札からの召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
このカード以外のフィールドのモンスターを全て破壊し、破壊したモンスターの内、攻撃力が一番高いモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。
このカードの攻撃力は、この効果で相手に与えたダメージと同じ数値になる。
(2):自分エンドフェイズに発動する。自分のLPを半分にする。
このカードが早急に禁止になっていれば、 《No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン》 は禁止にならなかったかもしれませんね。
ただ、ドラゴン族は守護竜が登場した影響でソリティアが捗るようになったので、判断は難しいところです。
いずれにせよ、《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》 は禁止になっていたかもしれません。
《トロイメア・マーメイド》はオルフェゴールの規制ですね。《オルフェゴール・トロイメア》 を呼べるのが強かったです。
これでオルフェゴールは展開ルートをひとつ失いました。
制限
今回新たに制限カードになったのが下記のカードになります。
- 転生炎獣ガゼル
- 超雷龍-サンダー・ドラゴン
- 雷鳥龍-サンダー・ドラゴン
- レディ・デバッガー
- メタバース
見た通り、 転生炎獣 とサンダー・ドラゴンの規制です。
転生炎獣 ガゼルからの動きは強力だったので、規制は妥当ですね。
《超雷龍-サンダー・ドラゴン》も、とりあえず立てておくだけで強いカードだったので、妥当という感じ。
これが3体も出せたのは便利すぎました。
準制限
今回新たに準制限カードになったのが下記のカードになります。
この枠には色々なドラマがありますね。
- ABC-ドラゴン・バスター
- SPYRAL-ジーニアス
- ダーク・アームド・ドラゴン
- ダーク・グレファー
- ダイナレスラー・パンクラトプス
- TG ハイパー・ライブラリアン
- デビル・フランケン
- 氷結界の龍 トリシューラ
- 影霊衣の反魂術
- 魔鐘洞
準制限カードになったカードの印象ですが、過去に全盛期を築いたカードの緩和が目立っていますね。
ABC、スパイラル、 影霊衣や、《ダーク・アームド・ドラゴン》、《TG ハイパー・ライブラリアン》、《氷結界の龍 トリシューラ》などの汎用性のあるカードが緩和されました。
特に 《氷結界の龍 トリシューラ》 の緩和には時代を感じますね。
また、最近話題の《魔鐘洞》が早くも準制限になりました。
遅延を引き起こすカードなので、ゲーム性という意味でも問題のあるカードではあったので、妥当でしょうか。
無制限
今回新たに無制限になったのが下記のカードになります。
- E・HERO エアーマン
- 真竜拳士ダイナマイトK
- 餅ガエル
- ルドラの魔導書
- 神の宣告
- 停戦協定
まさか《E・HERO エアーマン》が無制限になる日が来るとは思いませんでした。
とても古いデッキですが、昔は【サイカリエアゴーズ】なんてデッキもありました。
どれも現環境では重視されないカードですね。
後攻でも妨害できないと間に合わないので、 《神の宣告》は無制限になっても多分使われないでしょう 。
【魔導書】は愛用していたので、《ルドラの魔導書》が無制限になったのは嬉しいですね。
妥当なリミットレギュレーション
まぁそうだよね、という印象のカードの名前ばかり出てくるので、逆に新鮮味がないリミットレギュレーションとなりました。
ただ、それが正常なリミットレギュレーションだと思います。
最近のリミットレギュレーションでは「早く○○を禁止しろ」みたいな声ばかり聞こえてきた気がするので。
そもそも、カード設計ちゃんとしろ、と思ってしまうレベルのカードを作ってしまうのも問題ですけどね。
カードゲームにインフレはつきものなので、リミットレギュレーションでうまく調整していくしかないでしょう。
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