個人的にはとうとう来たかというカードがSAVAGE STRIKEに収録されました。
そのカードは《サブテラーの継承》です。
このカードは色々と面白い効果を持っていますね。
今回はそんな《サブテラーの継承》についてまとめてみたいと思います。
《サブテラーの継承》とは
通常罠
このカード名のカードは１ターンに１枚しか発動できない。
(1)：以下の効果から１つを選択して発動できる。
発動後このカードは墓地へ送らず、そのままセットする。
●手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、モンスター１体を選んで墓地へ送り、
同じ属性でカード名が異なるリバースモンスター１体をデッキから手札に加える。
●手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、リバースモンスター１体を選んで墓地へ送り、
同じ属性で元々のレベルが低いモンスター１体をデッキから手札に加える。
このカードの登場で、あらゆるリバースモンスターとリバースモンスターと同じ属性で元々のレベルが低いモンスターならどんなカードでもサーチできるようになりました。
サーチ対象の例
相性の良いデッキとしては、【シャドール】【サブテラー】【ティンダングル】【占術姫】などがあげられると思いますが、私が注目しているのはこちらのカード。
リバース・効果モンスター（制限カード）
星２/地属性/岩石族/攻 700/守 600
(1)：このカードがリバースした場合に発動する。
お互いの手札を全て捨てる。
その後、お互いはデッキから５枚ドローする。
古いカードですが、依然として制限カードである《メタモルポット》です。
そしてこいつを使うデッキと言えばこちらですね。
効果モンスター（制限カード）
星３/闇属性/魔法使い族/攻1000/守1000
このカードと「封印されし者の右足」「封印されし者の左足」
「封印されし者の右腕」「封印されし者の左腕」
が手札に全て揃った時、自分はデュエルに勝利する。
この2枚のカード自体は属性が違うので直接サーチし合うことはありませんが、とにかく闇属性リバースモンスターを墓地へ送ればエクゾディアパーツをサーチできるようになりました。
また、地属性モンスターを墓地へ送れば《メタモルポッド》をサーチできるようになるので、素早くデッキを空にすることができます。
これで環境が変わったりすることがないとは思いますが、エクゾディアがサーチできるというのは、個人的に一番衝撃的でした。
【シャドール】では、安定して闇属性モンスターをサーチしながらシャドールの固有効果を使えるので、とても相性が良いですね。
【サブテラー】では、《増殖するG》がサーチできるのがおいしいです。《サブテラーの導師》で《サブテラーの継承》自体をサーチできるのも良いですね。
ただし、シャドールモンスターのようにアド損をカバーする効果がサブテラーモンスターにはいないので、真に強化されたのは【シャドール】かもしれませんね。
広く可能性の広がる良いカード
一見、テーマカードのようですが、リバースモンスター全般のサポートとなる良いカードが登場したと思います。
このカードによって生まれるコンボも多いでしょう。
やろうと思えば《灰流うらら》みたいなカードまでサーチできるので、使用者のアイディアひとつで様々な可能性を見せてくれるカードだと思います。
【占術姫】なんかはかなりトリッキーな動きで遊べるので、今後に期待したいと思います。
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