ローズ・ドラゴンのデッキレシピを考える【その②】

カード考察

前回の記事に引き続き、本記事ではデュエリストパック- レジェンドデュエリスト編4 -にてカテゴリー化された、【ローズ・ドラゴン】に相性の良いカードについて考えてみたいと思います。

https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/1054554249160404993
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ローズ・ドラゴンと相性の良いカードとは

【その①】と同様に以下の二点から考えていきます。

  1. 闇属性
  2. ドラゴン族

やはりドラゴン族を絡めると範囲が広いので選択肢も多いですね。

《デブリ・ドラゴン》

チューナー・効果モンスター
星4/風属性/ドラゴン族/攻1000/守2000
このカードをS素材とする場合、
ドラゴン族モンスターのS召喚にしか使用できず、
他のS素材モンスターは全てレベル4以外のモンスターでなければならない。
(1):このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地の攻撃力500以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

正直、ローズドラゴンモンスターよりも植物族と相性が良いんじゃないかと思ってしまいますね。

おなじみの《デブリ・ドラゴン》です。

言うまでもありませんが、《ダンディライオン》《ローンファイア・ブロッサム》を墓地から蘇生することで《ブラックローズ・ドラゴン》をシンクロ召喚することができます。

気持ち的には《デブリローズ・ドラゴン》ですね。

《ダンディライオン》と共に《ブラックローズ・ドラゴン》をシンクロ召喚した際、チェーン1にダンディライオンの効果が発動するので《綿毛トークン》を二体残しておくことができます。

《綿毛トークン》を素材にすれば《アロマセラフィ-ジャスミンをリンク召喚することもできます。

リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/植物族/攻1800
【リンクマーカー:左下/右下】
植物族モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のLPが相手より多い場合、
このカード及びこのカードのリンク先の植物族モンスターは戦闘では破壊されない。
(2):このカードのリンク先の自分のモンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから植物族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(3):1ターンに1度、自分のLPが回復した場合に発動する。
デッキから植物族モンスター1体を手札に加える。

【植物リンク】でおなじみですね。

植物族デッキを組む際に真っ先に思い浮かべるカードですから、特に解説はありません。

ただ【ローズ・ドラゴン】の場合、植物族をあまり多く積めないように思うので、今のところ積極的に出していく構築にはしない方が良さそうです。

また、《デブリ・ドラゴン》は《インフルーエンス・ドラゴン》を墓地から蘇生することができます。

【その①】で紹介しましたが、《インフルーエンス・ドラゴン》は《デブリ・ドラゴン》と共に《調和の宝札》のコストにできるので相性が良さそうですね。

そして、墓地の《インフルーエンス・ドラゴン》を呼び出すことができれば、《闇薔薇の妖精》を手札から特殊召喚することができ、そのまま《インフルーエンス・ドラゴン》とシンクロ素材にすれば《ガーデン・ローズ・メイデン》を召喚することができます。

フィールドに残った《デブリ・ドラゴン》は《崩界の守護竜》のコストにできるので無駄がないですね。

《嵐征竜-テンペスト》

効果モンスター(制限カード)
星7/風属性/ドラゴン族/攻2400/守2200
自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族
または風属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。
このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
また、このカードと風属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、
デッキからドラゴン族モンスター1体を手札に加える。
このカードが除外された場合、
デッキからドラゴン族・風属性モンスター1体を手札に加える事ができる。
「嵐征竜-テンペスト」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

突如禁止カードから制限カードへ緩和された征竜の一体、《嵐征竜-テンペスト》です。

今まで紹介してきた《デブリ・ドラゴン》と《インフルーエンス・ドラゴン》も風属性のドラゴン族なので、併せて採用が検討できます。

また植物族にも《スポーア》、《コピー・プラント》、《椿姫ティタニアル》などの風属性モンスターがいるので、そちらとの相性も考えると悪くはなさそうです。

風属性のモンスターをコストに手札から捨てることができれば、デッキからドラゴン族モンスター1体を手札に加えられるのも嬉しいですね。

効果モンスター
星8/風属性/植物族/攻2800/守2600
自分フィールド上に表側表示で存在する植物族モンスター1体をリリースして発動できる。
フィールド上のカードを対象にする魔法・罠・効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊する。

《椿姫ティタニアル》は植物族を代表するカードのひとつですね。

《ブルーローズ・ドラゴン》からの蘇生なども狙えるので、採用を検討したい一枚です。

また、《嵐征竜-テンペスト》はレベル7ということもあり、《グローアップ・バルブ》と共にレベル8のシンクロモンスターを呼び出すことができます。

今月発売されたSAVAGE STRIKEに収録された強力なシンクロモンスターである《ヴァレルロード・S・ドラゴン》がレベル8でありかつドラゴン族なので、ぜひ採用したいカードです。

一番の気がかりは《嵐征竜-テンペスト》がまた禁止カードになるのではという点ですね。

《F・G・D》

融合・効果モンスター
星12/闇属性/ドラゴン族/攻5000/守5000
ドラゴン族モンスター×5
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードは闇・地・水・炎・風属性モンスターとの戦闘では破壊されない。

ドラゴン族の切り札である《F・G・D》です。

当然ですが、《龍の鏡》からの融合召喚狙いとなります。

これはまぁ相性が良いというより、半分ネタ枠ですね。

《龍の鏡》をピン刺ししておいて、デュエル終盤に一発を狙う感じですね。

私は面白そうなので採用してみたいカードですが、実戦ではイマイチかもしれません。

《超融合》

速攻魔法(準制限カード)
このカードの発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
自分・相手フィールドから融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。

こちらのカードも採用するとしたら、《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》とセットで採用ですね。

ローズ・ドラゴンモンスターは今のところ全て闇属性なので、自分のカードだけでも、《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》を融合召喚できますし、相手の闇属性モンスターを素材にしてもOKです。

ただ、役割が《崩界の守護竜》と被っているような気がするので、こちらもあまり実戦向きではないかもしれません。

もしかしたら、大穴でこちらを狙うのもありかもしれません。

融合・チューナーモンスター
星5/水属性/アンデット族/攻2200/守1800
チューナー×2

《テセウスの魔棲物》と《超融合》セットの良いところは、相手が《水晶機巧-ハリファイバー》の召喚を狙った時に妨害できることです。

例えば、蘇生効果を使い終わった《デブリ・ドラゴン》と相手のチューナーを素材にできれば、相手のテンポを大きく崩せます。

また、このカード自身がチューナーなので《闇薔薇の妖精》の召喚トリガーにもなり、レベル合計も7になるので《ブラックローズ・ドラゴン》のシンクロ召喚を狙えます。

《ローズ・トークン》を利用しても良いですね。

更に言えば、このカードは《簡易融合》から召喚できるモンスターなので、《捕食植物サンデウ・キンジー》と共に《捕食植物キメラフレシア》を採用していれば出しやすいチューナーとして活躍を期待できますね。

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植物族とは実は相性が良くない可能性あり

やはりローズドラゴンモンスターの数が少ない分、色々なカードの採用が考えられます。

《ガーデン・ローズ・メイデン》も絡めると構築難度が更に上がりますね。

《ブラック・ガーデン》軸とローズ・ドラゴン軸で分けた方が良いのかもしれません。

これからも色々な方面からデッキレシピを考えていきたいと思います。

 

 

関連記事:ローズ・ドラゴンのデッキレシピを考える【その①】

関連記事:ローズ・ドラゴンのデッキレシピを考える【その③】

関連記事:ローズ・ドラゴンのデッキレシピを考える【その④】

関連記事:ローズ・ドラゴンのデッキレシピを考える【その⑤】

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