ネオスペース・コネクターの有用性について

10月13日発売のサベージ・ストライクから登場するカードが色々と判明してきましたが、やはり最初に取り上げたいのが《ネオスペース・コネクター》です。

https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/1044194746418311168

個人的にもHEROはとても好きで、一時期はずっとHEROを使っていました。

ミラクル・コンタクトが出る前のコンタクト融合にしにくさったらもう。

まして《E・HERO プリズマー》が採録されるまでだいぶ時間がかかったので、弱いのに金がかかるという悲しいデッキでした。

DUELIST EDITION Volume 1が2012年5月12日発売され、《ミラクル・コンタクト》がOCG化されてから6年が経過し、それ以来の待望の強化となりました。

特にこの《ネオスペース・コネクター》はコンタクト融合だけでなく、単体でも機能するカードして注目されているようです。

以下で、その強さや活用方法などをまとめようと思います。

《ネオスペース・コネクター》の強み

まず、ネオスペース・コネクターの強さは以下の二つと言えるでしょう。

ノーコストリクルーター
恵まれた種族

単純にコンタクト融合強化として見ればそれだけでも強いのですが、現環境でリンク召喚が登場したことでこのカードの価値が上がっています。

ノーコストリクルーター

例えば、召喚成功時にデッキからモンスターをリクルートするモンスターの代表というと、下記のカード辺りが有力でしょう。（《SRベイゴマックス》は正確にはサーチャー）

このカード達はいずれも制限になるほどの強力カードです。（《SRベイゴマックス》は2018年10月時点では準制限）

特にこのカードが強力だったのは、シンクロ召喚やエクシーズ召喚が全盛期だったことも要因としてありますが、単純にアド損しないので、それだけでも便利なカードです。

最近では、《捕食植物オフリス・スコーピオ》が【植物リンク】で活躍したこともあり、制限カードになっていますね。

手札1枚からモンスター2体になるカードはそれだけでリンク2のモンスターのになれるので、現在とても価値が高いカードです。
さて、《ネオスペース・コネクター》ですが、改めて効果を見てみましょう。

効果モンスター
星４/光属性/戦士族/攻 800/守1800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが召喚に成功した時に発動できる。手札・デッキから「Ｎ（ネオスペーシアン）」モンスターまたは「Ｅ・ＨＥＲＯネオス」１体を守備表示で特殊召喚する。
(2)：このカードをリリースし、自分の墓地の、「Ｎ（ネオスペーシアン）」モンスターまたは「Ｅ・ＨＥＲＯネオス」１体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。

この《ネオスペース・コネクター》も上記のカード達のように、ノーコストでモンスターを増やせるカードなので、現環境ではリンク2のモンスターにそのまま繋げることができます。

(1)の効果で呼んだネオスペーシアンと《Ｅ・ＨＥＲＯネオス》はネオスペース・コネクターとはレベルが合いませんが、リンク召喚に使用してしまえば問題ありません。

またレベルを合わせてエクシーズ召喚を狙いたい場合であれば、(1)の効果で呼んだモンスターに合わせて(2)の効果を使い、墓地のネオスペーシアンか《Ｅ・ＨＥＲＯネオス》を呼べばいいので、結構融通が利きます。

ネオスペーシアンを揃えればランク3、ネオスを揃えればランク7になれるので、かなり幅広く戦えるのではないでしょうか。