《E-HERO ダーク・ガイア》の融合素材に関する考察【岩石族編】

カード考察

本記事では、《E-HERO ダーク・ガイア》の融合素材に使える岩石族モンスターについて解説していきます。

《E-HERO ダーク・ガイア》は爆発力のある強力なカードで、デッキ構築も特殊になるのが特徴ですね。

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《E-HERO ダーク・ガイア》とは

《E-HERO ダーク・ガイア》
融合・効果モンスター
星8/地属性/悪魔族/攻 ?/守 0
悪魔族モンスター+岩石族モンスター
このカードは「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる。
このカードの元々の攻撃力は、このカードの融合素材としたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。
このカードの攻撃宣言時、相手フィールド上に守備表示で存在する全てのモンスターを表側攻撃表示にできる。この時、リバース効果モンスターの効果は発動しない。

融合素材の組み合わせが特殊ですが、従来のE-HERO通り、融合召喚には《ダーク・フュージョン》が必要です。

《ダーク・フュージョン》
通常魔法
手札・自分フィールド上から、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、悪魔族のその融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン相手のカードの効果の対象にならない。

ですが、融合素材にできるモンスターの幅が非常に広いので、《ダーク・フュージョン》か《ダーク・コーリング》さえ採用してしまえば、様々なデッキで《E-HERO ダーク・ガイア》を召喚することが可能です。

融合素材となる岩石族モンスターについて

高火力な融合素材を使用するなら、この2体の組み合わせが良いでしょう。

この2体を素材にすれば、攻撃力7500の《E-HERO ダーク・ガイア》を召喚することができます。

両方とも《融合徴兵》でサーチできるので、あとは《ダーク・フュージョン》を《竜魔導の守護者》でサーチすればOKですね。

ただ、面白いかどうかは微妙ですね。なので、別の選択肢を下記でまとめます。

以下では、比較的汎用性のある岩石族モンスター15体を紹介します。

内訳ですが、下級モンスターが下記の7体です。

上級モンスターが下記の3体です。

レベル5以上のモンスターだと《E-HERO マリシャス・ベイン》の融合素材にできるのもポイントです。

エクストラデッキに入るモンスターが下記の5体です。

それぞれ、効果や使い方などを見ていきましょう。

《ジェムナイト・オブシディア》

《ジェムナイト・オブシディア》
効果モンスター
星3/地属性/岩石族/攻1500/守1200
(1):このカードが手札から墓地へ送られた場合、自分の墓地のレベル4以下の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

アドバンテージを回復するのに役に立つカードですね。

《E-HERO ダーク・ガイア》の絡みで手札から墓地へ送られた場合というのは、以下の2パターンかなと思います。

  • 《竜魔導の守護者》の手札コスト
  • 《ダーク・フュージョン》による手札融合

蘇生できるのは、レベル4以下の通常モンスター1体という縛りがありますが、【E-HERO】ならE・HEROの通常モンスターを採用しているので、シナジー抜群ですね。

手札から墓地へ行けばなんでもいいので、他に手札コストの必要な魔法カードや罠カードを採用していれば、その時のコストとしても役に立つ便利なカードです。

攻撃力は1500と控えめですが、例えば《E-HERO マリシャス・エッジ》と融合召喚すれば、《E-HERO ダーク・ガイア》の攻撃力は4100になるので悪くないでしょう。

《ジェムナイト・ラズリー》

《ジェムナイト・ラズリー》
効果モンスター
星1/地属性/岩石族/攻 600/守 100
(1):このカードが効果で墓地へ送られた場合、
自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。

打点が低いので、優先度は低めです。

《おろかな埋葬》で墓地肥やししつつ、墓地のE・HERO通常モンスターを回収できるのが利点でしょうか。

アド損しない融合素材が欲しい場合の選択肢となります。

《先史遺産クリスタル・ボーン》

《先史遺産クリスタル・ボーン》
効果モンスター
星3/光属性/岩石族/攻1300/守 400
相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚に成功した時、自分の手札・墓地から「先史遺産クリスタル・ボーン」以外の「先史遺産」と名のついたモンスター1体を選んで特殊召喚できる。

リンク素材としても活用できる展開札です。

《E-HERO ダーク・ガイア》以外の選択肢を用意する場合に役に立つことがあります。

後述する《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》のエクシーズ素材に使えるのもポイントですね。

《先史遺産モアイキャリア》

《先史遺産モアイキャリア》
効果モンスター
星5/地属性/岩石族/攻 900/守1800
相手フィールド上にカードが存在し、自分フィールド上にカードが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。

相手フィールド上にカードが存在すれば良いので、モンスターがいなくてもOKです。

ただし、自分のフィールドにはカードがあってはいけないので、デュエル中盤から後半には腐ってしまう可能性があります。

《先史遺産クリスタル・ボーン》で足りないと思う方向けのカードでしょうか。

《フォッシル・ダイナ パキケファロ》

《フォッシル・ダイナ パキケファロ》
効果モンスター
星4/地属性/岩石族/攻1200/守1300
(1):このカードがリバースした場合に発動する。
フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いにモンスターを特殊召喚できない。

言わずと知れた、強力なメタカードです。

強力なモンスターは大抵特殊召喚されるので、相手のフィールドをほぼ一掃できます。

現在では、リンクモンスターがいなければエクストラデッキからモンスターを展開できないので、相手によってはこのカードを立てておくだけで相当有利に戦えるでしょう。

《フォッシル・ダイナ パキケファロ》を突破されても、その後に《E-HERO ダーク・ガイア》で切り返していけます。

《融合呪印生物-闇》

《融合呪印生物-闇》
効果モンスター
星3/闇属性/岩石族/攻1000/守1600
(1):このカードは、融合モンスターカードにカード名が記された融合素材モンスター1体の代わりにできる。その際、他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない。
(2):闇属性の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスター一組(このカードをその内の1体とする)を自分フィールドからリリースして発動できる。
そのリリースしたモンスターを融合素材とする闇属性の融合モンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。

融合呪印生物であれば、闇でなくても大丈夫です。

融合呪印生物の効果では《E-HERO ダーク・ガイア》を呼べませんが、岩石族であり、様々な融合素材にできるという点でのシナジーですね。

特に【E-HERO】で《E-HERO ダーク・ガイア》を使用する場合には、他のE-HERO融合モンスターの素材にも使えるので便利です。

《N・グラン・モール》

《N・グラン・モール》
効果モンスター
星3/地属性/岩石族/攻 900/守 300
(1):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
その相手モンスターとこのカードを持ち主の手札に戻す。

言わずと知れた元制限カード、外道モグラこと《N・グラン・モール》です。

対象を取らないバウンス効果なので、単体で使っても普通に強いですね。

素材にするのは少しもったいないような気もしますが、岩石族モンスターの中ではかなり優秀です。

《先史遺産トゥーラ・ガーディアン》

《先史遺産トゥーラ・ガーディアン》
効果モンスター
星5/地属性/岩石族/攻1800/守 900
フィールド魔法カードが表側表示で存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
「先史遺産トゥーラ・ガーディアン」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。

フィールド魔法カードが必要ですが、このカードも手軽に展開できるカードです。

岩石族モンスターを多めに採用する場合は《岩投げエリア》を使うと面白いです。

《岩投げエリア》
フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分のモンスターが戦闘で破壊される場合、代わりに自分のデッキから岩石族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
この効果は1ターンに1度しか適用できない。

破壊されるモンスターは岩石族でなくてもいいので、対応できる幅は広いです。

《E-HERO ダーク・ガイア》の融合素材として、打点も及第点ですね。

《ビッグ・ピース・ゴーレム》

《ビッグ・ピース・ゴーレム》
効果モンスター
星5/地属性/岩石族/攻2100/守 0
相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、このカードはリリースなしで召喚する事ができる。

攻撃力もそれなりにあり、いざとなれば妥協召喚も可能なので、使い勝手は悪くないです。

エクストラデッキに《マルチ・ピース・ゴーレム》が必要になりますが、《融合徴兵》でサーチできるのも優秀ですね。

《パワー・ジャイアント》

《パワー・ジャイアント》
効果モンスター
星6/地属性/岩石族/攻2200/守 0
このカードは手札のレベル4以下のモンスター1体を墓地へ送り、手札から特殊召喚する事ができる。この方法で特殊召喚した場合、手札から墓地へ送ったモンスターのレベルの数だけこのカードのレベルを下げる。
また、このカードが戦闘を行う場合、そのダメージステップ終了時まで自分が受ける効果ダメージを0にする。

こちらも場に出しやすいモンスターです。

《ビッグ・ピース・ゴーレム》と比較すると、手札コストが必要になりますが、召喚権を消費する必要がなくなりました。

手札コストには、前述した《ジェムナイト・オブシディア》を使うと消費を抑えながらフィールドにモンスターを展開することができるので、良い感じですね。

打点も申し分なく、素材としても優秀なモンスターです。

《ダイガスタ・エメラル》

《ダイガスタ・エメラル》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/風属性/岩石族/攻1800/守 800
レベル4モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の墓地のモンスター3体を対象として発動できる。
そのモンスター3体をデッキに加えてシャッフルする。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
●効果モンスター以外の自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

色々な使い方が検討できるモンスターです。

墓地のE-HERO融合モンスターをデッキに戻してドローしても良いですし、墓地のE・HEROモンスターを特殊召喚するのも良いですね。

《暗遷士 カンゴルゴーム》

《暗遷士 カンゴルゴーム》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/岩石族/攻2450/守1950
レベル4モンスター×2
フィールド上のカード1枚を対象にする魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
その対象を自分・相手フィールド上の正しい対象となる別のカードに移し替える。

単体でそれなりの性能を持っている岩石族エクシーズモンスターです。

意外と場持ちも良かったりしますね。

《E-HERO ダーク・ガイア》と並べてサポートすることも考えられます。

《No.106 巨岩掌ジャイアント・ハンド》

《No.106 巨岩掌ジャイアント・ハンド》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/岩石族/攻2000/守2000
レベル4モンスター×2
(1):相手フィールドのモンスターの効果が発動した時、このカードのX素材を2つ取り除き、相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
このモンスターがフィールドに表側表示で存在する限り、対象の効果モンスターの効果は無効化され、表示形式の変更もできない。
この効果は相手ターンでも発動できる。

相手モンスターの効果を無効にしてくれるので、なかなか心強いカードです。

打点は少し控えめですが、場面を選ばないで活躍できるのは良いですね。

《No.51 怪腕のフィニッシュ・ホールド》

《No.51 怪腕のフィニッシュ・ホールド》
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/地属性/岩石族/攻2600/守 0
レベル3モンスター×3
(1):このカードは戦闘では破壊されない。
(2):このカードが戦闘を行ったダメージステップ終了時に、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。このカードにカウンターを1つ置く(最大3つまで)。
(3):このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時、このカードにカウンターが3つ置かれている場合に発動できる。相手フィールドのカードを全て破壊する。

攻撃力が2600あり、戦闘での耐性のあるモンスターです。

ある程度の場持ちも期待できますし、《E-HERO ダーク・ガイア》の融合素材としても優秀なので、採用を検討できます。

《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》

《No.30 破滅のアシッド・ゴーレム》
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/水属性/岩石族/攻3000/守3000
レベル3モンスター×2
自分のスタンバイフェイズ時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除くか、自分は2000ポイントダメージを受ける。
このカードのエクシーズ素材が無い場合、このカードは攻撃できない。
このカードがフィールド上に存在する限り、自分はモンスターを特殊召喚できない。

ややデメリットが目立つものの、攻撃力3000を誇るモンスターです。

《魔界発現世行きデスガイド》から《破壊神 ヴァサーゴ》をリクルートしてエクシーズ召喚しておくと、悪魔族モンスターと融合素材代用モンスターを準備できるので、融合召喚で展開しやすくなります。

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《E-HERO ダーク・ガイア》の破壊力

《E-HERO ダーク・ガイア》は相手の守備表示モンスターを攻撃表示に変える効果も持っているので、高打点を生かして相手に大ダメージを与えることができます。

イラストもかっこいいので、エースとしての風格もありますね。

主軸にしてデッキ構築するもよし、隠し味として《ダーク・コーリング》を忍ばせておくのもよしです。

例えば、【インフェルノイド】に岩石族モンスターと《ダーク・コーリング》のみを採用しても、召喚を狙えますね。

強いかどうかは別としてですが、特定のカテゴリーに溶け込ませるのも面白いので、色々試してみて下さい。

 

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