ウィッチクラフトのデッキレシピを考える【その①】

カード考察

この記事ではデッキビルドパック インフィニティ・チェイサーズでカテゴリ化された【ウィッチクラフト】のデッキレシピを完成させるべく、相性の良いカードについて考えてみたいと思います。

ウィッチクラフトは可愛いイラストに加えて、トリッキーな動きをするテーマなので、とても使い応えがありますね。

個人的には魔法使い族がずっと好きだったので、登場してくれてとても嬉しかったテーマです。

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ウィッチクラフトと相性の良いカードとは

まず、ウィッチクラフトについてさらっとおさらいです。

  1. 魔法使い族
  2. 手札から魔法カードを捨てることでモンスター効果を発動する
  3. ウィッチクラフト魔法カードは墓地から回収できる

上記の特徴を踏まえると、魔法使い族のサポートカードか再利用できる魔法カードなどが候補になりますね。

以下で、役に立ちそうなカードを挙げながら【ウィッチクラフト】との相性を探っていきます。

《魔術師の再演》

《魔術師の再演》
永続魔法
(1):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、自分の墓地のレベル3以下の魔法使い族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。-
(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「魔術師の再演」以外の「魔術師」永続魔法カード1枚を手札に加える。

①と②の効果、両方が【ウィッチクラフト】では役に立ちますね。

2019年2月現在、《魔術師の再演》に対応するのは《ウィッチクラフト・ポトリー》《ウィッチクラフト・ピットレ》の2体だけですが、下級ウィッチクラフトの共通効果で呼び出すのは容易です。

ウィッチクラフトモンスターを複数並べるには基本的に蘇生していくしかないので、選択肢にはなりそうです。

この2体は墓地から除外して発動できる効果があるので、除外する前に一度蘇生したいですね。

このカードの良いところはコストとしても優秀な点です。

ウィッチクラフトモンスターの効果発動のコストとして捨てれば、即座にハンドアドを回復することができます。

ただし、その分デッキの枠を割かなくてはいけない点はややマイナスかもしれません。

《錬装融合》

《錬装融合》
通常魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・フィールドから、「メタルフォーゼ」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する場合に発動できる。墓地のこのカードをデッキに加えてシャッフルする。その後、自分はデッキから1枚ドローする。

②の効果があるので、手札コストとして優秀です。

ウィッチクラフト魔法カードとは違い、捨てた直後にアドを回復できるのはとても嬉しい点ですね。

ただし、デッキに戻ってしまうので素引きしてしまうと手が進まない場面が出てきます。

このカードを生かすには、いかにウィッチクラフトモンスターを維持できるかがポイントとなるでしょう。

《名推理》

《名推理》
通常魔法(制限カード)
(1):相手は1~12までの任意のレベルを宣言する。
通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、そのモンスターのレベルが宣言されたレベルと同じ場合、めくったカードを全て墓地へ送る。違った場合、そのモンスターを特殊召喚し、残りのめくったカードは全て墓地へ送る。

墓地肥やしその①ですね。

ウィッチクラフト魔法カードを高速で墓地へ落としたい場合に有効です。

モンスターの特殊召喚も可能で、ウィッチクラフトはレベルがばらけているので出しやすいですね。

こういうカードを入れると、《ブレイクスルー・スキル》辺りも採用したくなるところです。

《モンスターゲート》

《モンスターゲート》
通常魔法
(1):自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、そのモンスターを特殊召喚する。残りのめくったカードは全て墓地へ送る。

墓地肥やしその②ですね。

前述の《名推理》とは違い、モンスターを確実に召喚できる代わりにフィールド上のモンスターをリリースしなければなりません。

正直、ウィッチクラフトが場にいればそれなりにデッキが回るので、このカードを入れてまで墓地肥やしをする必要はないかもしれません。

使うなら《スケープ・ゴート》などで負担を減らしたりするなど、少し工夫したいですね。

《おろかな副葬》

《おろかな副葬》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから魔法・罠カード1枚を墓地へ送る。

ウィッチクラフト魔法カードを墓地へ送ったエンドフェイズに手札に加えられるので、擬似的なサーチカードとして活用できます。

また、《ウィッチクラフト・バイストリート》を墓地へ送ればエンドフェイズにフィールドに出すことができるので、即効性が高いですね。

守りが固くなるので、展開が済んでいれば出しておきたいカードです。

ただし、ウィッチクラフト魔法カードの回収はエンドフェイスと遅いので、採用しないという選択もあるかもしれません。

《超融合》

速攻魔法(準制限カード)
このカードの発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
自分・相手フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。

ウィッチクラフト魔法カードを捨てることで、実質ノーコストで発動できます。

ウィッチクラフトは属性がばらけているので、相手モンスターと同じ属性のウィッチクラフトモンスターを用意しておけば、《沼地のドロゴン》を融合召喚できることが多いです。

《沼地のドロゴン》
融合・効果モンスター
星4/水属性/幻竜族/攻1900/守1600
同じ属性で種族が異なるモンスター×2
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手はこのカード及びこのカードと同じ属性を持つフィールドのモンスターを効果の対象にできない。
(2):1ターンに1度、属性を1つ宣言して発動できる。
このカードはターン終了時まで宣言した属性になる。
この効果は相手ターンでも発動できる。

こちらはウィッチクラフトモンスターと《超融合》の計2枚の消費になるので、相手がカードを2枚消費して場に出したモンスターを素材にすれば、場に《沼地のドロゴン》が残るこちらが1枚アドを取れることになります。

《ヴァレルソード・ドラゴン》などの厄介なモンスターを素材にしてしまえると、とても強力な1枚になり得ますね

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【ウィッチクラフト】で自分が何をしたいのか決めよう

今回の記事では、ウィッチクラフトの効果に合わせてシナジーのあるカードをまとめました。

おそらく、ウィッチクラフトで使えるカードとして多くの方が考えたカードだと思います。

【ウィッチクラフト】は色々な組み方ができるので、大会などを見据えた構築でなければ楽しみ方も豊富です。

強力なシナジーだけにこだわらずに、様々なカードを組み合わせてみるのも面白いかもしれませんね。

 

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