《No.76 諧調光師グラディエール》に関する考察

カード考察

本記事では、《No.76 諧調光師グラディエール》について解説していきます。

COLLECTION PACK-革命の決闘者編-に収録されたエクシーズモンスターですが、なかなか面白い効果を持っていますね。

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《No.76 諧調光師グラディエール》とは

《No.76 諧調光師グラディエール》
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/光属性/天使族/攻2700/守2100
レベル7モンスター×2
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの属性は、このカードがX素材としているモンスターのそれぞれの属性としても扱う。
(2):このカードは、このカードと同じ属性を持つモンスターとの戦闘では破壊されず、
このカードと同じ属性を持つ相手モンスターが発動した効果では破壊されない。
(3):相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
このカードのX素材を1つ取り除き、対象のモンスターをこのカードの下に重ねてX素材とする。
この効果は相手ターンでも発動できる。

ランク7のエクシーズモンスターですね。

ランク7ということで少々出しにくいですが、光属性の天使族で攻撃力2700と、ステータスには恵まれています。

ランク7のエクシーズモンスターは優秀なものが多いので、このカードを使うメリットをしっかりと考える必要があります。

①の効果について

X素材としているモンスターの属性の属性を追加できる効果ですね。

属性が関わるカードといえば、色々あります。

《風林火山》は狙ってみたいカードですが、《No.76 諧調光師グラディエール》がいれば《憑依覚醒》の効果で攻撃力が900上がるのは結構大きいですね。

《憑依覚醒》
永続魔法
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスターの攻撃力は、自分フィールドのモンスターの属性の種類×300アップする。
(2):自分フィールドの「霊使い」モンスター及び「憑依装着」モンスターは効果では破壊されない。
(3):自分フィールドに元々の攻撃力が1850の魔法使い族モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動する。自分はデッキから1枚ドローする。

②の効果について

同じ属性を持つモンスターに戦闘と効果で破壊されなくなる効果ですが、耐性としては《幻獣機ドラゴサック》の方が上ですね。

《幻獣機ドラゴサック》
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/風属性/機械族/攻2600/守2200
レベル7モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
自分フィールドに「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)2体を特殊召喚する。
(2):自分フィールドにトークンが存在する限り、このカードは戦闘・効果では破壊されない。
(3):1ターンに1度、自分フィールドの「幻獣機」モンスター1体をリリースし、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。

魔法と罠では破壊されてしまうので、完璧な耐性でもないです。

逆に言えば、魔法と罠を使わないと除去できないとも言えるので、使われると意外と苦戦する類のカードだと思います。

汎用性のあるカードだと、《ヴァレルロード・ドラゴン》辺りが天敵でしょうか。

③の効果について

相手の墓地のモンスター1体をエクシーズ素材と入れ替えるような効果ですが、これが《No.76 諧調光師グラディエール》を使う一番のメリットではないでしょうか。

《No.76 諧調光師グラディエール》のこの効果は相手ターンにも使えるのが強力ですね。

相手が墓地のモンスターを対象にした効果を使えば、そのモンスターを素材にすることでその効果を不発にすることができてしまいます。

効果発動によって実質的にエクシーズ素材が減ることもないので、《D.D.クロウ》を毎ターン使えるようなものですね。

《D.D.クロウ》
効果モンスター
星1/闇属性/鳥獣族/攻 100/守 100
(1):このカードを手札から墓地へ捨て、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。この効果は相手ターンでも発動できる。

【転生炎獣】や【オルフェゴール】のメタカードとして、《D.D.クロウ》が高騰したことからも、《No.76 諧調光師グラディエール》の③の効果の強さがわかります。

《No.76 諧調光師グラディエール》はメタカードとして機能するカードと言えそうですね。

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《No.76 諧調光師グラディエール》の活躍の場とは

《No.76 諧調光師グラディエール》を使用できるデッキは限られますが、【征竜】などのレベル7を主軸にしたデッキであれば、ぜひ採用したいカードだと思います。

環境によって強さの変わるカードだと言えますね。

 

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