SAVAGE STRIKEは既存テーマの強化と汎用カードの収録があって良いパックですね。
その中でも色々と遊べそうなカードである《ネオス・フュージョン》についてまとめてみます。
《ネオス・フュージョン》の強み
SAVEGE STRIKEに収録される《ネオス・フュージョン》の効果が判明しました。
(1)：自分の手札・デッキ・フィールドから融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、「Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス」を含むモンスター２体のみを素材とするその融合モンスター１体を召喚条件を無視してＥＸデッキから特殊召喚する。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。
(2)：「Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス」を融合素材とする自分フィールドの融合モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、または自身の効果でＥＸデッキに戻る場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
デッキ融合できるのがとても良いですね。
このカードの効果で呼べるモンスターは以下の通りです。
- 《Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス・ナイト》
- 《Ｅ・ＨＥＲＯ ブレイヴ・ネオス》
- 《Ｅ・ＨＥＲＯ アクア・ネオス》
- 《Ｅ・ＨＥＲＯ エアー・ネオス》
- 《Ｅ・ＨＥＲＯ グラン・ネオス》
- 《Ｅ・ＨＥＲＯ グロー・ネオス》
- 《Ｅ・ＨＥＲＯ ブラック・ネオス》
- 《Ｅ・ＨＥＲＯ フレア・ネオス》
- 《Ｅ・ＨＥＲＯ マリン・ネオス》 （デッキ融合不可）
- 《レインボー・ネオス》
特筆すべきなのは《Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス・ナイト》、《Ｅ・ＨＥＲＯ ブレイヴ・ネオス》、《レインボー・ネオス》の3体でしょうか。
《レインボー・ネオス》を出す場合
三者三様の効果なので、わかりやすく強いのがレインボー・ネオスですね。
星１０/光属性/戦士族/攻4500/守3000
「Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス」＋「究極宝玉神」と名のついたモンスター
このカードは上記のカードを融合素材にした
融合召喚でのみ特殊召喚できる。
１ターンに１度、以下の効果から１つを選択して発動できる。
●自分フィールド上のモンスター１体を墓地へ送る事で、
相手フィールド上のモンスターを全てデッキに戻す。
●自分フィールド上の魔法・罠カード１枚を墓地へ送る事で、
相手フィールド上の魔法・罠カードを全てデッキに戻す。
●自分のデッキの上からカードを１枚墓地へ送る事で、
相手の墓地のカードを全てデッキに戻す。
いきなり4500打点を出せるのだから、とても頼りになります。効果もかなり強力ですから、一度出せればそれだけでゲームエンドまで持っていくことも可能でしょう。
とにかく相手を攻めたい時に有効なカードですね。
《Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス・ナイト》を出す場合
星７/光属性/戦士族/攻2500/守1000
「Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス」＋戦士族モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードの攻撃力は、このカードの融合素材とした
「Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス」以外のモンスターの攻撃力の半分の数値分アップする。
このカードは１度のバトルフェイズ中に２回攻撃する事ができる。
このカードが戦闘を行う場合、相手プレイヤーが受ける戦闘ダメージは０になる。
まず、こちらを召喚した場合、《ネオス・フュージョン》での召喚は融合召喚ではなく特殊召喚なので攻撃力上昇効果を使うことができません。
また、後述する《Ｅ・ＨＥＲＯ ブレイヴ・ネオス》と比較した時、このカードが優位になるのはレベル5以上の戦士族モンスターを墓地へ送りたい場合ですが、墓地に送りたいモンスターの候補があまり多くありません。
おそらくパッと名前が挙がるのは、《D－HERO ディアボリックガイ》くらい。
今のところ、《ネオス・フュージョン》から《Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス・ナイト》を出す強い動きがないのが現状です。
《Ｅ・ＨＥＲＯ ブレイヴ・ネオス》を出す場合
《ネオス・フュージョン》と同じくSAVAGE STRIKEにて収録される《Ｅ・ＨＥＲＯ ブレイヴ・ネオス》ですが、こちらは融合素材の範囲がとても広いです。
星７/光属性/戦士族/攻2500/守2000
「Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス」＋レベル４以下の効果モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1)：このカードの攻撃力は自分の墓地の「Ｎ（ネオスペーシアン）」モンスター及び「ＨＥＲＯ」モンスターの数×１００アップする。
(2)：このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
「Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス」のカード名が記された魔法・罠カード１枚をデッキから手札に加える。
《ネオス・フュージョン》を使えば、レベル4以下の効果モンスターを何でもデッキから墓地へ送ることができます。
これが《ネオス・フュージョン》の真の力と言っても良いでしょう。
ただし、このカードの発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できないので、その点には注意が必要です。
《ダンディライオン》を落としてそのまま効果が使えたらかなり強力な動きでしたが、そこまで欲張ってはいけませんね。
次のターンからの展開を考えて《グローアップ・バルブ》や《スポーア》を落としたりするのもいいかもしれません。
特に《スポーア》はネオスペーシアンである《Ｎ・グロー・モス》を除外して蘇生できるので、相性は良い方です。
コンタクト融合したいモンスターの素材を落としておけば、《ミラクル・コンタクト》の発動条件を用意に揃えることができるので助かりますね。
何かコンボを仕込むのに最適なカードと言えそうです。
古いテーマの強化は良い流れ
SAVAGE STRIKEにはネオス関連の強化カードが多く収録されています。
最近は昔のテーマの強化が多いですね。
主人公繋がりだと、次は不動遊星が使用するテーマになりそうですが、まだGXテーマが続く可能性もあります。
次にどのテーマが強化されるのか目が離せません。
コメント